先行指標管理とは?
『先行指標』 とは、
売上や利益など 『結果指標』 の良し悪いに影響を与える要素・要因の状態を測定するための指標です。
この先行指標が良い状態であれば、売上や利益も良くなることが期待できる、というわけです。
売上・利益などの 『結果指標』 を見て対策を打つのでは 遅い!
と、感じている経営者は多いと考えられます。
先行指標は、その 『遅い!』 という状況を改善するための有効な経営ツールです。
中期的な観点で言えば、今年度の売上高、利益高は 中間地点 です。
しかし、その 中間地点 に至るまには、何を確認していけばよいのか?
累計売上高対累計目標の達成率?
累計売上高対前年同月累計売上高対比?
どちらも、確かに重要ですが、
今まで創出されてきた売上・利益などの 『結果』 には、『原因』 があり、
その 『原因』 は、その 売上・利益などを創出してきた 『プロセス』 にあると、当社は考えます。
その 『プロセス』 が適正であったのであれば、
顧客が満足・感動できる品質で製品やサービスが提供され、結果として、適正な売上・利益などが得られます。
私たちは、売上や利益につながる重要な 『プロセス』 の良否を測定し、それを 『結果指標』 の要因・原因となる 『先行指標』 と位置づけ、しっかり経営者層、管理者層が把握して是正していくことが重要であると考えています。
私たちは、その重要な 『先行指標』 の設定をご支援することで、売上・利益等 『結果指標』 の改善に貢献します。
情報と会議体で事業や施策をモニタリング
一般的な企業では、
目標達成に向けて事業が運営され、そのための各種施策が展開されます。
大企業や中堅企業においては、それらのマネジメントの仕組みが構築されています。
しかし中小企業においては、そこまでのレベルに達していない現状がある、とBPデザイナーはとらえてます。
管理コストがかかり過ぎることは避ける必要はありますが、
しかし、やはり、
業務・業績の状態をとらえ、その状態に合わせた施策を立案・展開して是正していくこと、
そして、それら個々の施策の状態を把握して是正していくことは、とても大切なことです。
そこで、とらえるべき 『結果指標』と 『先行指標』 を明確化した上で、
それらの情報を具体的に取得する、
そして、それらを共有化して議論し是正措置を行う、という"当たり前"のことを徹底する、
このこと自体が、中小企業が差別化要因になり得ると、BPデザイナーは考えます。
『先行指標』 などの必要な情報を把握し、それらを随時の情報共有のみならず、定期的な会議体の場で共有し議論する 『仕組み』を構築することで、
中小企業がマネジメントの面で差別化を図ることを、BPデザイナーはご支援いたします。